まず、社会に出て会社などで働いている、個人事業主として働いているあなたは、労働の対価として給料を得て、国や都道府県に納税をしているかと思います。
給料は収入、納税は支出と分類することができます。日本で暮らしている以上、納税は法律で決められている義務です。必ず支払わなくてはならないものです。
資産を増やすということは、収入>支出という関係にすることです。従いまして、収入-支出 > 0 を目指して貯蓄・投資をしていくことが資産を増やすためには必要です。
このような考えの元、収入を増やして支出を減らすという取り組みがお金を手元に残すために必要な考え方になります。この考えに従って、実際に行動することがお金を増やすことに直結するのです。
収入 > 支出 は資産を作るための基礎知識になるので常に意識をしてください。
さて支出に関してのお話をする前に、収入を増やす1つの手段としてFXを活用した収入アップのお話をしていきたいと思います。
自分が働いて得る給料から、あなたは衣食住にかかわる生活費や娯楽に使うお小遣いなどを割り振って毎月の支払いに充てているかと思います。お給料から貯金をしていたりするといった事もおありでしょう。
ここでは、余剰資金を利用してお金を増やすという事を目指して、証券口座を開設しFXの取引を始める前の心がまえ等をお伝えしていこうと思います。
収入 > 支出 の公式から、収入 + α > 支出という発展を遂げるのがFXの投資となります。正しくトレードをすることで収入を微増させることも、倍増させることもできるのがFXの魅力です。
しかしそういった魅力がある反面、FXの原資を失うこともあります。FXがハイリスク・ハイリターンという投資商品であると位置づけられているのがその理由です。
ではFXがハイリスクであるとされているのはどういった理由があるのでしょうか。
それは、外国のお金と自国の日本円を両替することで利益を得るということを前提としているからです。その背景には、アメリカを例にすると、アメリカの経済が停滞した時に米ドルは価値が下がってしまう場合、両替をする時の日本円と米ドルの両替の率が変わってしまうということが背景にあるからです。
つまり、為替は相手国の経済事情に左右されるということです。経済事情が悪化するとこれまで両替していた日本円の価値が下がってしまうといった状況になり、両替のレート変動を直接受けてしまうのです。
FXがにはリスクがあるという言われる所以です。
ただ、各国の経済事情などは、各国政府や中央銀行などが経済状況をまとめて定期的に発表してくれているので経済事情を知る指標があり、ある程度リスクコントロールが出来るようになっています。この指標発表を読み解くためには、さらに別の知識が必要なのでそのお話は後段に譲ります。
さて、自国通貨と他国通貨の両替をすることで利益を得ることを為替と言います。
FXの日本語名称は外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき)といいます。
FXを自分でやろうと思った場合、銀行口座を開設するのと同じように、為替を扱っている証券会社に取引専用の取引口座を開設することになります。
あなたは、日本の国内証券会社や海外の証券会社を自由に選べる権利を持っているため、自分にマッチした証券会社の口座を持つことができます。
私がイチオシな証券会社はexnessという証券会社になります。海外の会社が運営しているのですが、日本語も充実しているため私達日本人にとっても使い勝手の良いサービスになります。
また、余剰資金がそれほど多くないというあなたにもオススメな理由が、少額から投資を始められるというメリットがあります。
通常、外国のお金を取り扱うために、現金と現金の物理的なやり取りではなく、証券会社と銀行間でお金をデジタルでやり取りが出来るような仕組み(=電子商取引)が整備されています。
あなたー証券会社ー銀行という具合に銀行とあなたとの間を仲介する役割を果たしています。
実際、証券会社と銀行間では、B2Bのお金のやり取りをしています。この場合のB2B取引は日本円と外国通貨のやり取りが主で、銀行が取り扱う日本円の量は小口ではなく大口の取引量となります。
個人が外国為替をする場合、銀行が引き受けてくれる取引量が1450万円以上でないと引き受けません、というルールが銀行と証券会社間で契約されているので、個人が銀行との直接取り引きをするのはとてもハードルが高いというのが背景にあります。
(為替の両替レートによって日々変化しますので1450万円というのはあくまで具体例となります)
あとはお金のやり取りをするため、セキュリティなどの堅牢性も必要です。そのあたりを証券会社は仲介者として役割を果たしてくれているのです。
証券会社と銀行間では大口取引をする取り決めなのですが、あなたと証券会社間では小口取引をしてもいいということで、証券会社はFXの少額取引をウリにサービス展開をしています。
証券会社の規模感や、各国金融庁などのルールによって、この小口取引をどれくらい細分化できるのかが決まってきています。
日本はこの小口の割り振り方を、タバコで例えるならばexnessでは1箱(もっというとタバコ1本から)から買えるような小口取引、楽天証券では1カートン(12箱入り)からしか買えない、といった割り振り方をしています。
ユーザーにとって1本単位から買えるのが小回りがいいのか、240本単位から買えるのが小回りがいいのかで判断すると、当然exnessの方が取引しやすいという判断になります。
日本の金融庁がFXに対して規制をしたため、小口での取引にある程度制限が掛けられたわけです。
こういうFXをするための証券会社のポテンシャルを知っていたら、小回りのきく証券会社のほうが、少額の投資で始められて、リスクコントロールができるのです。