FXに取り組み始めたのが2007年のことです。
大学生の頃でした。自分の周りではFXに興味を持っている友達はいませんでした。
学生の頃は時間があったのでアルバイトをしながらお金をためてFXの勉強をするために書籍を色々と購入したものです。
基礎講座と題する記事を読んでいた学生時代が懐かしいです。
まず自分にはFXを話せる友達がいなかったため、完全独学でFXとはなにかということを徹底的に調べました。不労所得で自由な生活を手に入れよう、的な情報配信サイトもあり、自分は自由な時間と自由に使えるお金を手に入れるんだ、という意気込みが強かったときでした。
たしかに学生生活を送っている中で、就職をするということが次の目標になるわけですが、サラリーマンより自由業だろうという思いが自分の心の中の大半を占めていました。
さて、大学生時代はバイトをして月に10万円くらいは自分で稼いでいたわけですが、交通費・携帯代・お小遣いにお金を振り分け、FXを始めるために5~6万くらいが貯金としてたまっていました。
書籍でいろいろな手法を勉強するのですが、机上の空論で実践ができなければ意味がないという思いもあり、手始めに証券会社を開設するところから始めました。
最初に口座を作ったのは楽天証券でした。当時楽天銀行の口座を作って、楽天証券の口座の案内にFXの記述があったため、国内の証券会社ということもあり、楽天証券をチョイスしました。
FXを始めるにあたっては、口座の開設から始めたわけですが、準備したものとして、FXの教本を一冊用意しました。
本屋で立ち読みができていたのでどういった書籍が自分にあうかは書籍の内容が簡単で、平易な文章であることを基準に選びました。
いまのご時世はAmazonが幅を利かせているので、Amazonのレビューなどを参考にされるのがいいでしょう。
学生であるというメリットは時間を有意義に使えるということの裏返しでもありました。夏休みになればそれこそ自分でバイトのシフトを決めたり、家でFXをするという時間を割り当てたりと、そのあたりが自由度が高い時期でした。
バイトをしてためたお金をまずは5万円証拠金として入れたので、そこから自分のFXの投資生活は始まりました。
はじめに5万円を入れた時にネットの画面で金額が反映されたときは嬉しかったです。これからFXを始めれるんだという思いと不労所得で自由きままな生活の始まりがという気持ちが混ざり合っていました。
しかし、貯金したお金は1週間もせずになくなってしまいました。
初心者だったため、資金管理ができていなかったのが原因です。
嬉しさのあまり、ロット数を1ロットなどかけてしまっていたのが間違いでした。
そういったロット数=資金管理というものができないというのが初心者の特徴でした。
知識としてロット数などは知っていたのですが、いざMT4の画面を見ると脳みそがフリーズしていしまっていたのでしょうね。
ここから得られる教訓として適切なロット数を把握できることからFXを始めるのが良いと自分は思います。
前置きが長くなってしまったんですが、言いたかったのは、何も知らないままFXのエントリーをすると資金をすぐに溶かしてしまうということに繋がるので、適切な資金管理をすることがファーストステップだということが言いたかったのです。