STEP0:読み物

FXで生活をする|トレードで生活が成り立つか

自分はまだまだFX一本で生活ができるほどFXのトレードだけでは生活ができません。

初めは誰でも、FXで利益を出し億万長者になったりするのを夢みたりするものです。

誰でも億万長者になれるのであれば、そこら中に億万長者がいるということにはなるのですが、自分のご近所を見回してみてください。お隣の家は億万長者の家ですか?殆どの方は違うかとおもいます。

私のマンションのお隣さんも億万長者ではありません。ということは、億万長者になるという夢そのものは現実と理想に距離感があると判断できると思います。

何も夢を見て、億万長者を目指すあなたの目標を潰す目的で話しているのではありません。現実を直視して、達成するための道順を整理したいために切り込んでいるのです。

さて、億万長者になるためにはFXという金稼ぎの手段があるという意識付けで、おそらくFXに期待感を込めて始めてみようと思われたのだと思います。(理由はともあれ、FXでお金を手に入れたいという目的は変わらないと思ってます)

そうした中でFXとはどういった業界のどういった仕組みで動いているかを知る必要があると思います。まずは敵の全容を知ってください。

◆ FXの仕組みと証券会社の役割

FXは外国為替証拠金取引という取引の事を指します。証券会社が外国為替を扱っているので、日本に居ながらアメリカのドルが購入できたり、ヨーロッパのユーロを購入することができます。もちろん売却も可能です。

証券会社があなたと外国との間に入って外国通貨の仲介をしてくれているから成立しているのです。証券会社はいわゆる仲買人(ブローカー)という大きな役割を担っています。

そういった役割と仕組みが日本の金融庁のルールの下で合法化されているのが、FX取引です。

くわえて、証券会社はあなたが買ったドル、あなたが売ったドルの取引レートの値差で、手数料を取っていることをご存知でしたでしょうか?

証券会社の収益源は、FXを取引している人たちの都度、売買をした為替の両替手数料が収益源となっているのです。

FXは証券会社という仲買人を担うところがあって初めて取引が成立します。

証券会社は仲介手数料を得るための仕組みを活用して利益を上げています。

◆ FXでお金を得たいという事を実現するための処方箋

さて、結論を先に述べておきます。私が考える最適解は下記の通りです。

①FXのトレード技術を身につけるには何年も時間を掛けないといけないため、FXトレードで生計はすぐに立てれない

②証券会社の収益は登録してくれているユーザーがどれだけお金を動かすかで大きくなったり、小さくなったりする

③証券会社はユーザーを獲得することを血眼になっている

④トレードで生計が立てれないので、証券会社の集客のお手伝いをして(IBブローカー)IB報酬をもらう

FXでお金を得たいと考える場合、どういった手段を選択するかで、大抵の人はトレード手法を学んで自分の資金を増やそうとします。

その選択はたしかに正攻法であり、FXドリームの王道ではあると思います。1万円が1億になった、という話は夢があるからです。

しかし、FXの本質といいますか、世の中の根本を考えると、証券会社も集客無くして売上は上がらないわけです。今回はここに注目しました。

トレードをせずにFXの業界から利益を得る方法がIB報酬を得るということです。IB報酬をブログに例えるなら、アフィリエイト報酬といったところでしょうか。

証券会社が顧客の両替手数料を原資として、その手数料の何%かを、顧客を紹介してくれた人に紹介手数料を支払ってくれるというサービスがあります。

証券会社としてもユーザーが増えてラッキー、紹介者も紹介手数料がもらえるからラッキーという構図です。

そして、その紹介手数料は顧客がトレードをし続けている限り手に入るものです。

FXのトレードをするのが馬鹿らしくなってくるかもしれませんが、世の中の仕組みは手数料商売で成り立っているので、こちらも圧倒的にFXでお金を得る方法になります。

FXで億万長者になるという言葉を解釈していくと、トレードで生計を立てることと、IB報酬を得て(億万長者にならずとも、数百万のIB報酬を得られるチャンスがある)生計を立てることでは、後者のほうがトレード(難解そうで、身につきづらい)よりも少し現実味がある話かとは思うわけです。

◆ FXでお金を得たいという衝動と矛盾

確かにIB報酬を狙えばいいじゃないかという結論は、暴論に聞こえるかもしれません。たしかにそうです。

中にはトレードを勉強して、貯金したお金をトレード画面に反映させて、利益を得ようと取り組んでいる人もいるのですから、そういう方はIB報酬で得るFXの利益なんて・・・と感じられるかと思います。

しかし、私は両方が共存してもいいものだと思うのです。

考え方はこうです。トレードを習得するためには少なくとも何ヶ月という日数がかかる。その何ヶ月という日数が年単位になることだってある。習得した技術で利益を出すことができるのは、運が良ければ習得をしたその日からではあるが、失敗することが多いFX業界では、鳴かず飛ばずの3年という、悲しい事実もある。

それを考慮すると、FXで稼げない時期というのがFXを始めてからは必然的に発生するはずです。

そして、その稼げない時期=学習の時間ということで時間を消費することもある意味いいですが、要するに、学習の時間をアウトプットの時間=ブログやSNS発信する時間にすることで、IB報酬も狙えてくるのではないかというのが私の考え方です。

学習する時間というのは、自分にとっては利益を出せない時期かとは思います。しかし、あなたが感じたFXを学ぶにあたっての疑問や問題解決のアプローチというものが、他の人の役にたち、間接的にIB報酬につながるということになれば、学習効果もあがるし(なぜならアウトプットするから)、FX業界を通じてお金を得られるということにコミットできるから良いと私は考えているのです。

FXを学ぶことで精一杯でブログとかSNS発信なんかできないよという方も中にはおられるかと思います。しかし、FXでもリスクヘッジという事をするように、あなたの貴重な時間をつかうのですから、仕組みづくりと言いますか、1%でもお金を得られる可能性を上げるために自分でアウトプットをする機会を作ってみてはどうかと私は思うのです。

FXでいうインプットは学習です。一方アウトプットはトレードでの利益を得る技術+FXを通じて得た知識を自分なりの言葉にすることです。

インプットは自分の時間を削ります。アウトプットも自分の時間を削りますが、一方でお金を得られるメリットがあります。

インプットのみならずアウトプットでもトレードと情報配信をすれば、FXを通じてお金を得る機会が2倍になるということも意味していると私は思います。

◆ FXで生活することはできるか?

やってみないとわかりません。とどの詰まりがここです。

アクションを起こさなければ、何も結果を得られないという教訓がここにあります。ただ、FXを通じてお金を得るという部分を柔軟に考えて、トレードのみならず、学習体験をブログにすることでIB報酬を得られる仕掛けを構築していけば、時間が味方についてくれるので、IB報酬を得ながらトレードでの利益を重ねることができる、という行動プランに落とし込めるわけです。

結果、FXを通じて生計を立てられる仕組みが揃えれるため、努力の強度しだいではありますが、生計を立てられるだろう、と私は考えています。

ちなみに私の事業収入のうち為替業界からの報酬割合は全体の30%です。

実はこの30%のなかから給料を取っているので、実質生計は成り立っているので、上記の発想に至っているのです。

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